2024アジア女子バレーボールクラブ選手権決勝、相手は初戦でも対戦したベトナム代表 LP Bank Ninh Binh。
1セット目。
ロレイナの気迫溢れるスパイク、そして、佐々木と甲のブロックで3-0と出だしを先行する。その後も甲と佐々木の連続ブロックで6-0と連続ポイント。佐藤のバックアタックや、ライトからロレイナが決め、さらに佐々木の巧みなコントロールショットで12-2、リードを10点差に広げる。中盤も塚田の高いセットから甲の早いクイックもおり混ぜて優位に攻撃を仕掛けていく。相手エースも動きのある攻撃を展開してくるが、島村がブロックにクイックととまらずリードをさらに広げる。リザーブメンバーの声も今日は一段と会場に響き、チームを鼓舞する。２枚替えで入った中川の丁寧で柔らかいトスから佐藤が決めると、山内がタイで修行した移動攻撃を披露し22-12とする。その後、最後の１点を取り切るのに苦しむが、最後は甲のバックトスからロレイナが決め、25-16で1セット目を先取した。
2セット目。
ロレイナの攻撃や佐々木の長いコースへの決定でリズムに乗りたいが、前半ミスが先行してなかなか流れに乗れない。しかし大工園のパスから島村が決めていき、さらに佐藤が相手エースをブロックすると、リズムを掴み先行する。中盤点差を詰められるが、相手のミスもあり14-10とリードを保つ。２枚替えで入った山内の得点や佐藤のブロックで20-13とすると、佐藤のサービスエースもあり、最後は島村のブロックで25-15と2セット目も連取した。
3セット目。
序盤からロレイナのスパイクや佐藤のサーブで得点を重ね、さらに相手エースをブロック、そしてレシーブでプレッシャーをかけ、5-0と序盤をスタート。塚田のナイスレシーブで勢いにのり、佐々木が巧みに相手ブロックを利用してコンスタントに点数を取っていく。大工園の綺麗な2段セットからロレイナが豪快にブロックに当て外に出すと11-6とリードを広げる。さらにロングラリーをロレイナが決め切り、甲と塚田のコンビも決めていく。中盤、サーブから崩され点差が縮まるが、２枚替えで入った山内が連続で点数を取りきり相手をリズムに乗らせない。最後は佐藤のレセプションから中川が丁寧なトスを佐藤に託してそれを佐藤が決め25-17、セットカウント3-0で勝利し、優勝を果たした。

アジアクラブ選手権、沢山の応援ありがとうございました。
タイでの試合でしたが、現地で応援してくださった皆さん、配信やSNSを通して応援して下さった皆さん、支えてくださった全ての皆さんへ感謝申し上げます。
これからSVリーグへ向けて、アジアクラブ選手権で得たものを生かして戦っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。


大会公式サイト掲載レポートはこちらより

試合後インタビュー:島村春世選手、塚田しおり選手

優勝後の #島村春世 選手と #塚田しおり 選手のコメントです🚀

【NEXT GAME】
｢2024-25 大同生命SV.LEAGUE WOMEN OPENING MATCH｣
▶ 10/12(Sat.) 14:05LIFT-OFF
▶ vs 埼玉上尾メディックス
▶ 📍川崎市とどろきアリーナ#NECレッドロケッツ川崎 pic.twitter.com/2RzaAHWcA2

— NECレッドロケッツ川崎 (@nec_rr_official) September 29, 2024