今年は世界クラブ選手権との2足のわらじとなった皇后杯。昨日の1回戦でフルセットでVチームを撃退した大学チャンピオン筑波大学との対戦。

1セット目。
序盤は点数の取り合いとなる。田中のサーブで流れを掴み、山内のブロックや野嶋のブロックで勢いにのる。頼りになる山内のスパイク、藤井の丁寧な2段セットを原嶋が決め切ると15-11とリードを広げる。伊藤も機動力をいかしたクイック、ブロードと決める。原嶋のブロック、さらに野嶋のサーブから伊藤がダイレクトを決めると、最後は山内が決め切り25-18でこのセットを取った。

2セット目。
原嶋と伊藤のブロックや山内インナー、そして得意の相手ブロックを吹っ飛ばす勢いのスパイクで点数を重ねる。山内のサーブで崩し伊藤のダイレクトでチームは盛り上がるが、相手に連続得点を取られ8-10とリードされてしまう。その後野嶋が奮闘するものの、11-12と追いつかないままテクニカルタイムアウトを迎える。伊藤のクイック、田中のスパイク、苦しい場面で山内が連続で決め19-21と点差を広げられずに追いついていく。原嶋のブロックで21-21と追いつき、その後も原嶋が奮闘するものの、相手の攻撃を止められずに23-25とこのセットを落とした。

3セット目。
山内の相手ブロックを吹っ飛ばすスパイクや伊藤のスパイク、さらに再び山内がスパイクを決める。田中も相手をみて相手コートに落していくものの、相手の攻撃に対応できず6-9とリードされる。原嶋が奮闘しチームにエネルギーを与えるが、9-12でテクニカルタイムアウトを迎える。中旬以降、ボールを前に落とされることが増え10-16と点差が広がってしまう。内定選手の細川がリリーフサーバーとしてコートに立ち、サーブとレシーブでチームを盛り上げて伊藤や山内も奮闘するが、15-25で3セット目を落としてしまう。

4セット目。
山内のサービスエースからスタート。伊藤のスパイク決定もあるが、序盤、3-5とリードされる。山内のライトからのスパイクや田中のブロックで追いつきたいところだが、11-12でのテクニカルタイムアウト。その後、伊藤が奮闘する。自チームミスが続き苦しい場面もあるが、澤田が原嶋に託し、原嶋がライトからサウスポーを生かして決めて21-19と逆転する。その後も原嶋が止まらず、最後は野嶋のスパイクで25-23で決め切り、セットカウント2-2のフルセットとした。

5セット目。
原嶋のスパイクや伊藤と原嶋の若い2人のブロックポイントで勢いに乗りたいところだが、序盤から先行されてしまう。野嶋も奮闘するが、相手の粘りに11-14とマッチポイントを握られると、ここからNECの意地を見せる。原嶋のサーブから全員で粘り、田中や伊藤が決め14-14とデュースに。田中や山内がサイドアウトを決め切り、伊藤や野嶋のブロックと全員で粘るが、最後を取り切ることが出来ずに18-20、セットカウント2-3で敗退した。

皇后杯、会場で配信で応援いただきありがとうございました。
自分たちの満足出来る結果ではありませんでしたが、ここで得た経験を次へと繋げていきたいと思います。
次は、世界クラブです。
挑戦者として、世界に挑んでいきます。引き続き応援よろしくお願いいたします。