毎年恒例の川崎市主催ふれあい教室(バレーボール教室)。今年度も川崎市内の小学校を対象に、2日間計4校に対して開催いたしました。
6月2日(金)は、川崎市立新町小学校に塚田選手と原嶋選手、川崎市立菅生小学校に上野織選手と廣田選手、
6月9日(金)は、川崎市立玉川小学校に古谷選手と大工園選手、川崎市立新作小学校に甲選手と藤井選手が、先生役として授業を行わせていただきました。
新町小学校
授業では、原嶋選手がアンダーパスやオーバーパスのお手本を披露し、「優しいパスを出すためにはボールを卵だと思って優しく送り出してあげよう」とアドバイス。子どもたちの、「パスが優しい!」と感動しつつ、選手の真似をしながら一生懸命練習している姿が印象的でした。
また、打点を活かしたスパイクを選手が披露すると、「すごい、迫力あるね」「私も早く打ちたい!」と子どもたちは目を輝かせ、スパイク練習では選手に負けないくらい一生懸命打ち込んでいました。
最後にはゲームを実施。選手から教わったスパイクを実践したり、レシーブでボールを落とさず好プレーが続くなど、一点一点大盛り上がりでした。
塚田選手から、「Vリーグの試合は(川崎市内の)とどろきアリーナでの開催もあるので是非見に来てください」と伝えると、子どもたちからは「試合を見に行きたい!」と多くの声が。迫力ある選手のかっこいいプレーを観に、会場に来てもらえると本当に嬉しいです。
菅生小学校
「バレーボールは繋ぐスポーツです」、と上野選手・廣田選手からの説明で教室がスタート。子どもたちはその言葉を体現するかのように、パスの練習ではボールを丁寧に繋ぐ姿が見られました。上野選手から、「まずは上にあげること!」とボールを落とさず繋げるためのコツを子どもたちに伝えると、41回もボールが繋がる大記録を達成。バレーボールの楽しさを皆で分かち合いました。
「うまくいかなかったけど、みんなで協力しながらできて楽しかった」と、バレーボールを通して子ども同士の繋がりがより一層深まる機会となりました。また、「バレーボールを始めたきっかけは何ですか?」など、ふれあい教室終了後も沢山の子どもたちに囲まれ質問されたりと、選手と子どもたちとの交流も深めることができた一日となりました。
玉川小学校
「少ない時間の中でも皆さんに楽しんでもらえるよう、私たちも全力で頑張ります!」と古谷選手の元気な声でふれあい教室が開始。パスのお手本を選手が披露した後は、チームに分かれてパスゲームを行いました。古谷選手や大工園選手も輪に入り、子どもたちと一緒にバレーボールを楽しみました。
また、授業中には古谷選手のジャンプ力を活かしたスパイクも披露。間近で見る迫力のあるスパイクに、子どもたちから「かっこいい!」「試合に行ってもっと見てみたい」とうれしい声が聞こえてきました。
ふれあい教室後の質問コーナーでは、バレーボールの話題だけではなく「好きなタイプは何ですか?」の可愛らしい質問も飛び交い、「尊敬できる人です」などと選手も1つ1つ回答しながら、子どもたちとの触れ合いを楽しみました。
大工園選手にとっては初めてのふれあい教室。「元気いっぱいの子どもたちと楽しく緊張せずできたので良かったです」と感想を述べ、とても貴重な経験となりました。
新作小学校
バレーボール未経験者が多い中、「ふれあい教室を通してバレーボールの楽しさを知ってほしいです」と甲選手・藤井選手が宣言し、準備体操から大きな声を出しながら元気よくスタート。
パスやレシーブの練習では、レシーブのスペシャリストであるリベロの藤井選手、スパイク練習ではミドルブロッカーとして活躍する甲選手が中心に、丁寧に教えました。
そして最後には6チームに分かれてゲームを実施。どのチームも白熱したゲームで大盛り上がりでした。ゲーム終了後には、「楽しかった、またやりたい」という声が次々にあがり、バレーボールの楽しさを知ってもらえた時間となりました。終了後は、選手たちの前にサインを待つ長蛇の列ができてさらに大盛り上がり。今回のふれあい教室では、子どもたちと本当にたくさん触れ合うことが出来ました。
NECレッドロケッツは、このような活動を通して、バレーボールの楽しさをより多くの子どもたちに知って感じてもらい、この楽しさを更に未来の子どもたちへ繋げていけるよう、引き続き活動を推進して参ります。
「R-CONNECTION」とは:スポーツを通じてより良い社会づくりに貢献するプロジェクト「R-CONNECTION」立ち上げ
これまでのR-CONNECTIONの活動はこちらにてご確認いただけます。
<関連項目(SDGs)>
R-CONNECTION:川崎市内小学校でふれあい教室の実施
社会・地域貢献活動