7月の練習テーマは「繋げる・繋がる・決めきる」
7月のU15練習では、「繋げる」「繋がる」「決めきる」をテーマに活動してまいりました。
約1か月間、丁寧に取り組んできた基礎練習は引き続き継続しながらも、7月からはすべての練習メニューを“2人以上で取り組む”内容に変更しました。
その狙いは、自分のプレーだけでなく、「プレーの前後」や「味方との関係性」にも意識を向けることです。
バレーボールは、ボールが床に落ちるまでプレーが止まらず、思考を止めることができない競技です。そのため、“ボールに触れていない時間”の動きや判断も非常に重要になります。コートに入る人数が増えるほど、認知・判断・決断の回数は格段に多くなります。
そうした中で、6月に積み重ねた基礎ドリルの成果をどれだけ応用できるかが、今後の成長のカギとなってきます。
選手たちには、個々のプレー精度を高めながら、プレーヤー同士の連携強化にも取り組んでもらっています。
コンビネーション強化への挑戦
セッターとアタッカーのコンビネーション強化にも本格的に取り組み始めました。
選手たちは、これまでに経験のないテンポの速い攻撃や、高さのあるハイセットにも果敢に挑戦しています。
まだミスも多く、思うように決まらない場面もありますが、それぞれのポジションで得点を奪うためには何が必要か、意見を出し合いながらトライ&エラーを繰り返す中で、少しずつ“決定打”につながる場面が増えてきました。
トップチームと同じく、どんな状況でも点を取りにいく「貪欲さ」を持った選手に育ってほしいと願っています。
今月は、トップチームの中村GMと中谷ヘッドコーチにU15の練習をご視察いただきました。
練習前には激励の言葉を、練習中にはスキルアップやマインドに関する具体的なアドバイスをいただき、選手たちの意識もより一層高まりました。
今後もトップチームと連携しながら、チームとしての強化、そして選手一人ひとりの競技力向上に努めてまいります。
次回、8月のテーマは……
・仲間を知ろう
・実践の中で課題を見つけよう
・常に点を取りにいく貪欲さを身につけよう
来月もどうぞよろしくお願いいたします!