３週連続ホームゲーム最終の土地、駒沢体育館に、KUROBEアクアフェアリーズを迎えての１戦。

１セット目。
レッドロケッツの1点目、今シーズン初スタメンのサラ・ウィルハイト選手のブロックからスタートした。その後、KUROBEのミスが重なり、５－１と序盤から先行する展開となる。中盤、古谷の丁寧なパスから山田が速攻を決め会場を沸かすものの、相手のオフェンスに対応しきれず追いつかれてしまう。それでも、サラと山田の２枚ブロックで連続得点すると、上野がサーブで相手を崩し、古賀がダイレクトを押し込み１８－１４とするが、ここから得点を取ることが出来ず、１８－１７と連続得点を取られてしまう。そのまま２０点以降も相手のペースで試合が進んでしまう。終盤、古谷のバックアタックと上野のクイックで得点を重ねるが、KUROBEに決められ２３－２５で１セット目を落としてしまう。

２セット目。 
スタートからKUROBEの粘りになかなか自分たちのペースにできないシーンが続く。しかし、古賀のサーブで相手を崩し山田が豪快にダイレクトを決めると、KUROBEのミスも続き、７－４と先行する。ところが、KUROBEのオフェンスにさらに自分たちのミスもあり、１５－１５と追いつかれる展開となる。中盤以降KUROBEのサーブに押されるが、古賀が奮闘し、小島や澤田のナイスレシーブもあり、最後は古谷がKUROBEのブロックを吹き飛ばし、２５－２１で２セット目を取り返した。 

３セット目。
序盤、古賀のブロックとスパイクで勢いに乗り、小島の連続ナイスディグでKUROBEにプレッシャーをかけ７－３と先行する。さらに、塚田の、ミドルやバックアタックを絡めたトスワークで１０－４と差をつける。その後ロングラリーが続き、KUROBEに流れがいきそうになるが、古賀がしっかりと決めて流れを渡さない。中盤も、サラ・山田が決め切り、２０－１４と先に２０点台に乗せる。最後は交代で入った藤井のサーブで相手を崩し、２５－１７で３セット目を連取した。
 
４セット目。
序盤、古賀のスパイクや、古谷の空いてるところへのフェイントで先行する展開となる。その後も、上野が空いているところへタッチで落とし、また、サラのスパイクも決まり、テクニカルタイムアウトを１２－８で迎える。後半も、古賀や山田・古谷が要所で決め、２０－１２と大きくリードする展開となる。２０点以降、前衛に回ってきた上野がブロードを決め会場は大盛り上がりで熱くなる。このセットは最後まで危なげなく、２５－１９。セットカウント３－１にて勝利した。



【2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMAN ハイライト】2022/12/3 vs KUROBEアクアフェアリーズ