2022年リーグ戦最後のホームゲームが開始された。

１セット目。
序盤からKUROBEの軟打ボールを塚田がしっかりと対応し、古賀がレフトから決め得点を取っていく。サラの2連続サービスエースと古賀のブロックで７－５とすると、KUROBEのブロックや粘りにオフェンスが決まらず流れを渡してしまい、テクニカルタイムアウト１０－１２で迎える。ここでサラに代わり山内が入ると、ライトからストレート方向に豪快な一撃で会場が盛り上がる。山内のサービスエースや、古賀が要所で決めて流れを掴みそうになるが、KUROBEのサービスエースや真ん中からの攻撃に決められ先行されてしまう中、レッドロケッツも上野と塚田のクイックで反撃する。柳田がピンチサーバーでコートに入ると、KUROBEを崩し２１－２１と追いつくが、KUROBEのオフェンスを止めることが出来ず２３－２５で１セット目を落としてしまった。 

２セット目。
１点目から古谷のバックアタックが決まると、上野がサーブで崩し山内がダイレクトを決めていく。その後KUROBEのオフェンスに対応出来ず、序盤は８－１１と先行される展開となる。ここから山内が、仲間を鼓舞するかのように豪快なスパイクを２本決め１３－１３と追いつくと、山田がKUROBEのミドルをブロックし逆転に成功するが、相手サーブに崩されると相手のオフェンスも乗ってしまい再び１４－１６と差がついてしまう。レッドロケッツは２枚替えで反撃を試みるが、なかなか波に乗れない中でも山田や古賀が要所で決め、少しずつ差を縮めていく。終盤、コートに戻った塚田がサービスエースを決め、古谷のスパイク、さらには上野と山内がKUROBEをブロックし、２４－２２でセットポイントを迎える。最後は上野がクイックを決め、２５－２３と２セット目を取り返した。
 
３セット目。
序盤から、古賀・上野のスパイク、そして上野のサーブが決まり良い形でスタートするが思うように流れを掴めない。ここで古谷に代わりサラが入りサービスエースをとると、前衛に上がってきた古賀にボールを集め、その期待に応えるべく古賀がしっかりと決めていく。その後相手のサーブに崩され１５－１５と追いつかれてしまうが、山内がライトから、そして古賀がレフトから、と要所で決めて差をつけていく。２０点以降、山田のブロックや山内のサービスエースで点を重ね、セットポイント２４点まで到達する。最後は山田がライト側から決め、２５－２０で３セット目を連取した。

４セット目。
序盤、古賀とサラがスパイクを決め流れをつくり、その後、小島のディグとサラのブロックでKUROBEにプレッシャーをかける。その後もミドルやサラが相手を前後に揺さぶり点数を重ねる。それに続き、山内が、相手のブロックを迷わせる移動攻撃で機動力を出し決めていく。KUROBEのサーブミスも続き、山内のナイスレシーブを山田が決め切り、最後は２枚替えで入った柳田がライトから決め、２５－２０で３セット連取、セットカウント３－１で勝利し、2022年リーグ戦を連勝で締めくくった。


 
【2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMAN ハイライト】2022/12/4 vs KUROBEアクアフェアリーズ