昨日の敗戦をきちんと修正して挑む高崎での２戦目は久光スプリングスとの対戦。

1セット目。
序盤、古賀や山内のスパイクで点数を重ね、続けて島村も決めていき5-3と先行してスタートする。小島がディフェンスで魅せて粘りでチームを引っ張り、今日スタートの澤田が、昨日の課題でも出ていたミドルを絡めた攻撃で仕掛けていく。古賀のブロックポイントもあり会場は盛り上がる。島村の一枚ブロックや、同じく島村のナイスディグがあり20-12と一方的な展開となり、2枚替えで入った廣田も打点の高さを生かし、決めていく。さらにリリーフサーバーで入った井上が久光を崩し、その後山内がダイレクトでしっかり決める。その後の繋ぎでもチームに勢いを与えるプレーで、25-13と大量点差を付けて1セット目を先取した。

2セット目。
序盤、澤田が山内にボールを集め、それに応え山内がしっかりと決めていく。しかし久光の攻撃も走り始めて6-9と先行される中、サラのサービスエース、そして古賀のスパイクからまたサラのサービスエースがあり、10-9と逆転に成功する。その後も、サラのサーブでブレイクし、13-9と点差をつけ、上野のサービスエースもあり16-10と6点差をつけて勢いに乗る。島村のブロードやクイックも決まり、古賀が繋ぎで執念を見せ、サラもブロックを利用するなど上手に決定してポイントを取っていく。最後、久光に少し流れを渡してしまったが、25-20で2セット目も連取した。

3セット目。 
序盤、なかなか自分たちのリズムを作れない中、古賀がスパイク・ブロックと奮闘し点数を重ねる。しかし久光のミドル攻撃に決められてしまう展開が続く。苦しい中、山内が自身の強みである破壊力のあるスパイクでチームを引っ張っていく。山内の、ブロック吹っ飛ばしスパイク、そして頼りになる島村のブロックポイントで12-12と追いつく。小島のナイスディフェンスで久光にプレッシャーをかけるが、連続失点をしてしまいなかなかリズムを掴めず久光にペースを掴まれてしまう。サラ・山田が奮闘するものの、久光の攻撃を止められない展開が続く。山内にサーブが回ってくると、山内のサービスエースからチームは再び勢いに乗り、そこからサラのナイスディフェンス、小島の気迫溢れるプレーを古賀が決め、最後は島村のブロックが決まり25-23。大逆転でものにし、セットカウント3-0でこの大事な大事な一戦を取り切った。
 
来週はスカイホール豊田にて埼玉上尾メディックスとの一戦です。
来週の一戦を必ず勝ち切れるよう、良い準備をして、自分たちを信じて挑みます。応援よろしくお願いいたします。



【2022-23 V.LEAGUE DIVISION 1 WOMAN ハイライト】V・ファイナルステージ　2023/4/09 vs 久光製薬スプリングス